
土着建築に用いられる伝統的な建築構法の記録と継承
街を歩きながら、建築家が関わることのない地域住民が手作りした構造物「土着建築」に興味を持つようになりました。インドは、国内に、様々な気候を持ち植生も多様であることから、日本とは大きく異なる土着建築が多く見られると考え、調査を行いました。調査を元に、土着建築に用いられる手法をダイアグラムにまとめました。
インドの土着建築の調査から、日本各地の旅、そして出前授業・国際ワークショップまで。旅するものづくり工房のこれまでの歩みを、年代順にご紹介します。(Maker Faire Tokyo 2026 の展示内容をもとにしています)

街を歩きながら、建築家が関わることのない地域住民が手作りした構造物「土着建築」に興味を持つようになりました。インドは、国内に、様々な気候を持ち植生も多様であることから、日本とは大きく異なる土着建築が多く見られると考え、調査を行いました。調査を元に、土着建築に用いられる手法をダイアグラムにまとめました。

土着建築に興味を持ち始めて、地域らしさとは何か?という疑問を持ち始めました。それを明らかにするため、車中泊をしながら日本を周り、各地域の地域らしいと思えるものを集めるフィールドワークを行いました。日本各地を周り、違う地域でも似たようなものが見られるなど、これまでの「地域」というまとまりとは違う見方を得て、地域らしさという定義そのものが揺らがされました。

古くから、身の回りにある草木は、かごや遊びの材料として用いられてきました。現代では、それらは、大量生産可能なプラスチック製品などに置き換わり、作ることができる人も減っています。本調査は、草編みがかつて盛んであった沖縄県を対象に、自然の素材を使った玩具などを実際に制作することで、そこに用いられる知恵や工夫を分析することを目的としています。

北国の自然の象徴と言える「雪」ですが、日常生活においては厄介な存在でもあります。しかし、見方を変えれば、さっぽろ雪まつりに代表される「雪像」や「かまくら」のように大きなものを誰でも簡単に形作れる、とても身近なものづくりの材料です。この「雪」を使い、北海道栗山町にて、公共空間の一つであるバス停を地域住民と共同で作るワークショップを行いました。

長浜のシンボル「黒壁スクエア」。その名前は、明治時代に建てられた銀行の外壁に塗られた「黒漆喰」に由来します。白い漆喰が一般的だった当時、あえて黒く仕上げることで、地域の人々に信頼を示していたのだそうです。この「黒漆喰」を使い、滋賀県長浜市のマルシェイベント「ココロネ市」にて、キーホルダーや看板を作るワークショップを行いました。

慶應義塾大学 小林博人研究会と田根小学校の出前授業は2023年から続いており、今回で第5回目です。1マスを1年に見立てた大きなすごろくをつくり、子どもたち一人ひとりが各マスを担当し、その年の田根がどんな場所だったか、あるいはどんな場所になっているといいかを、絵と模型で表現し、遊ぶ授業を行いました。

森、暮らし、そして、街をテーマに、8カ国・10名、10代から80代までの参加者が、日本の林業・建築・暮らしについて学びました。フェーズ1「森から、暮らしへ」では、実際に森に入って木を伐倒し、その木を使って古民家の改修に取り組みました。フェーズ2「森から、街へ」では、黒壁スクエアの空き店舗を改修し、通りに開く空間へと生まれ変わらせました。

